• エミッションの機能

近傍界から遠方界への変換

  • 位相測定技術の応用
  • 暗室測定条件の制御
  • ケーブルRE、三次元遠方界が可能
  • 検出された周波数一覧の表示
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<図1>

近傍界のデータから遠方界への変換は、位相測定の具体的な応用技術として開発されています。
DUTにホイヘンス6面体を定義し、接線界の振幅と位相情報を3Dで取得し、SmartScanソフトウエア内で遠方界変換を行います。ユーザは、3mまたは10m、完全無響または半無響、アンテナの高さや回転角度、各暗室特有のバックグラウンドノイズなど、暗室におけるほとんどの遠方界測定パラメータを定義することができます。

ケーブルからの放射は、特定の周波数範囲で支配的になることがあります。ケーブルはケーブル電流によってモデル化され、その放射エミッションが推定されます。DUTからのエミッションとケーブルからのエミッションをSmartScanで組み合わせ、ターゲットとする周波数範囲全体の遠方界を推定することが可能です。

近傍界測定

  • API SmartScan - 3D RE 使用
  • ホイヘンスの原理を用い、6面体の4面(または6面) をボックス化
  • 上図<図1>の例:720MHzでの位相
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<図2>

遠方界計算(最大化)

  • 暗室測定条件の制御:アンテナの高さ、回転角度、暗室のサイズ、全無響、半無響などのパラメータ設定
  • 2Dでの放射パターン表示(上図<図2>のプロット参照、三次元遠方界も可能)
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活用例

  • エンジニアリングまたは設計変更後の遠方界数値の事前確認
  • 暗室での測定回数の削減

使用機器

  • SmartScan-NFFF(遠方界変換ソフトウエア)
  • SmartScan-PM(位相測定ソフトウエア)
  • EMI プローブ
  • 3D(またはXY方向平面式)スキャナ

その他のエミッションの機能

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